スピルリナはβカロテンも多く含み、ほうれん草の約70倍にもなるとされています。加えて、消化吸収率は95%にもなり、栄養素が体内にスムーズに吸収されるという特徴もあります。
この非常に高い栄養価とともに、培養に水を多く必要としない条件が、飢餓・栄養不良を改善させる手段になるのではないかと期待されているのです。
その他、口腔内の前がん性病変・ビタミンB12の補給などに有効性があるとされています。安全面においては、適量の摂取であれば副作用や健康上のトラブルが起こることはほとんどないとされています。
ですが、ごく稀に体調や体質によっては下痢や発疹、胃の不快感などの副作用として現れることがあるようです。
副作用と思われる症状が現れた場合は、摂取を中止し、必要に応じて医師に相談してください。
治療のためにワーファリン(血液を固まりにくくする薬)を服用している方は、スピルリナとの併用でワーファリンの働きを弱めてしまう可能性がありますので、服用に注意する必要があるでしょう。